横浜FCの元日本代表FWカズ(三浦知良、54)が12日、自主トレを開始した大阪府内で自身の去就について初めて激白した。来季J2降格の横浜FCを退団する可能性が高く、JFL鈴鹿と高知から正式オファーを受けたカズは「幸せなサッカー人生」と感謝し、移籍先の条件は「カテゴリーは関係ない」「ビジョンがあるチーム」などと明言。55歳を迎える来季へ、情熱は衰えを知らない。以下、カズの主な一問一答。

-この1週間は

カズ 1回だけジムに行ったが、ほとんどベタ(完全に)休みしていた。グラウンドを走るのは久しぶり。

-JFLからオファーが届いた

カズ 幸せなサッカー人生を送っているなと思う。そういう意味でも、しっかり自分の意思を決められるように、話を聞いてから決断したい。

-カテゴリーは関係ない

カズ それは今年に限らずことあるごとに、将来を聞かれれば、僕は自分が求められる、必要としてくれるチームがあれば、カテゴリーは関係なく行くというのは10年前から言って、昔のインタビューにも載っていると思う。

-移籍先の環境を見学に行く可能性は

カズ 今のところ考えていない。現地に行くということは、もうほぼ自分の中で決まり。行ってからダメとは言いにくい。(先方から練習環境など)いろんな資料をもらっている。

-改めて去就は

カズ 残留とか、どこへ行くかは、誤解があってはいけないので(言えない)。