契約満了に伴い、今季限りで浦和を退団するDF槙野智章(34)が21日、都内の神田明神で行われたfreee株式会社の「さよなら、レシート感謝祭」に出席した。既に神戸への移籍が決定的な状況の中、イベント後の囲み取材では、“際どい質問”にたじたじ。「神戸の印象は?」と聞かれると「いや…(笑い)。まだリリース前なので」と、汗が止まらなかった。

それでも、生粋のエンターテイナーは「僕は、このTシャツにあるように今フリーですから」とジャケットの中に着ていたfreee社のTシャツをアピールし、笑いを誘った。「来季35歳のシーズンですけど、また新しいところでお祭り男として、頑張りたい」と抱負を口にした。

今回の「さよなら、レシート感謝祭」は、22年1月から施行される電子帳簿保存法の改正に伴い、これまで紙で保存してきた領収書、レシート類を電子保存出来るようになることをアピールしたもの。サッカー選手でありながら、ライフスタイリングブランドの「HALTEN」を創設する実業家の顔を持つ槙野は、その利便性を説き、イベント内では、巨大なレシートをぶった切るパフォーマンスも披露した。