草津東(滋賀)は、前橋育英(群馬)に完敗し初戦で散った。

攻守に圧倒され、主将のGK石徳柊弥(3年)は「格上相手に試合の入りからビビることなくプレーできたが、それでもかなわず、全国の壁があったと感じた」とうなだれた。

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前半6分、相手GKの制度の高いロングフィード1本から守備の裏を突かれ、先制された。

実は大会直前、前橋育英のパスをつなぐ攻撃力を封じるため、3ボランチで中盤を厚くする3-5-2を採用した。先制されたが、守備時は5バックになって体を張って、何度も決定機を阻止した。

だが、地力のある相手の猛攻に屈して、後半ロスタイムに2点を失うなど3失点。00年大会の準優勝超えを狙ったが、守備に追われる時間が長く、県大会5試合28得点の攻撃力も不発に終わった。【菊川光一】

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