記念すべき100回大会でも、負の連鎖を打破することはできなかった。羽黒(山形)は岡山学芸館に逆転負けを喫し、県勢15大会連続初戦敗退となった。DF吉田真主将(3年)は「何としても勝ちたかったけど、負けてしまった。すごく心残りがあります」と言葉を振り絞った。

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最初に流れを呼び込んだのは羽黒だった。0-0の前半終了間際。相手GKがはじいたボールにMF荒井晴太(2年)が反応。最後は右足で押し込み、先制点を奪った。しかし、後半16分に同点とされ、同38分に勝ち越しゴールを献上。県大会全5試合を無失点で勝ち上がってきた持ち味の堅守が最後に崩れ落ちた。本街直樹監督(53)は「(後半は)自分たちの時間帯がつくれず、守備にまわる時間が長くなってしまった。勝つことが目標だったので残念という気持ちです」と力なく振り返った。

「山形の歴史を変える」と言い続けてきた。06年度に羽黒が初戦突破したのを最後に山形県勢は「冬の選手権1勝」から遠ざかっている。山形県代表の威信をかけて最後まで戦う姿勢をピッチで表現したが、今大会も全国の壁を乗り越えることはできなかった。吉田主将は「後輩たちには全国ベスト8を目指してやっていってほしい」と思いを託した。次回大会こそ-。羽黒イレブンが不名誉な記録に終止符を打つ。【佐藤究】

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