長崎総合科学大付サッカー部監督で、かつて国見高でも監督を務め、大久保嘉人氏らを育てた小嶺忠敏さんが7日午前4時ごろ、長崎県内で亡くなった。76歳だった。

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長崎総科大付は「まだ今朝、お亡くなりになったと連絡をいただいたばかりで…」と衝撃を受けた様子。同校によると、この日朝に、親族からサッカー部関係者へ亡くなった知らせがあり、その後、校長、教頭らに伝えられたという。

同校の始業式は11日で、生徒への伝達も含めて「今後の対応はご家族の方の意向に沿って考えたい。今はまだ何も決まっておりません」と語った。

また、サッカー部は今大会も選手権へ出場したが、1月2日の敗退後も練習試合で遠征中。小嶺さんは昨年末に開幕した大会初戦から体調不良で姿を見せていなかった。

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