今季J1に昇格したジュビロ磐田の小野勝社長(63)伊藤彰監督(49)DF森岡陸(23)が20日、磐田市役所を訪れ、草地博昭市長(40)に今季始動のあいさつをした。森岡は磐田U-18出身で、磐田東高を卒業。法大を経て、昨季磐田入りした。出身地の市長を前にして、言葉に力が入った。「もっともっと活躍して、卓球の伊藤選手や水谷さんのように、磐田の星になれるように頑張ります」。昨夏の東京オリンピック卓球混合ダブルス金メダルペアを目標にして、飛躍を誓った。

小野社長はこの日から始める鹿児島キャンプについて「戦術の理解を深めながら、1つでも上の順位を目指せるようなチームづくりをやっていきます」とあいさつ。今季就任の伊藤監督は「キャンプでいいチームをつくって、まずは今季初戦勝利をみんなで喜びたい」と話した。草地市長は「市民全体の機運を高めるため、もっとジュビロが強くなって、地域に根を張ってほしい」と希望した。