FWカズのプロ37年目が31日、新天地で始まった。

横浜FCから日本フットボールリーグ(JFL)鈴鹿ポイントゲッターズに移籍したカズ(三浦知良、54)はこの日、三重県鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿でのチーム初練習に参加。実兄の三浦泰年監督(56)のもとで約2時間、軽く体を動かした。

練習の冒頭、円陣の中であいさつしたカズは、最初のランニングから精力的に体を動かした。チームはオフ明けで軽めのメニューだったが、厳しい自主トレをこなしてきたカズは気合も十分。若手とコミュニケーションをとりながら、練習をこなした。

練習後にはチームメートとともにバックスタンド前に整列。集まった約120人のサポーターにあいさつした。「J3昇格」という大きな目標に向けて、カズが新天地でスタートを切った。