関西リーグ1部のおこしやす京都ACは7日、昨季限りでJ3のFC今治を退団していた元日本代表MF橋本英郎(42)が、選手兼ヘッドコーチとして加入すると発表した。

今年5月に43歳になる経験豊富なボランチで、Jリーグではガンバ大阪やヴィッセル神戸、セレッソ大阪などに所属し、J1通算339試合19得点の実績がある。日本代表としても国際Aマッチ15試合の出場歴がある。この3年間は今治所属で最初の1年はJFL、後の2年は昇格したJ3でプレーしていた。

G大阪時代の同期だったMF稲本潤一(42)も、今季から同じカテゴリーの関東リーグ1部南葛SCに入団しており、ともに1つ上のJFL昇格を目指してプレーすることになる。

おこしやす京都は、京都市をホームタウンとする関西リーグ1部のクラブで、10年に関西2部から1部へ昇格。昨年12月、当時横浜FCだったFWカズ(三浦知良、54)へ獲得オファーを出すなど話題になった。

橋本はクラブを通じて「選手兼ヘッドコーチとしての立場になりますが、全力を尽くしていきます。まずは京都でサッカー選手としてプレーできる事に喜びを非常に感じています。関西のクラブでプレーをする機会を与えてくれたおこしやす京都には感謝しています」などとコメントを発表した。