JFLの鈴鹿ポイントゲッターズの元サッカー日本代表FWカズ(三浦知良、54)が24日、三重県鈴鹿市内でのトレーニングキャンプ3日目に行われた、東海学生サッカーリーグ1部の四日市大との練習試合(45分×2本)の1本目に先発した。

カズは午前練習後に、22日のキャンプ初日からストライカーコーチとして参加している、Jリーグのヴェルディ川崎(現J2東京V)時代の盟友・武田修宏氏(54)とともに、若手とシュート練習を行った。そして、午後の四日市大との練習試合の1本目に1トップで先発すると、中盤に引いてボールを繋ぐなどゲームメイクを行った。そして、左クロスに反応してニアサイドに飛び込み、ヘディングシュートを放った。

当初、出場は15分間の予定で、実兄の三浦泰年監督(56)から「カズ、交代!」と指示が出たが、カズは手で丸印を出して大丈夫であることをアピール。その後もピッチに立ち続け、25分過ぎまでプレーするなどコンディションの良さをうかがわせた。

トレーニングキャンプ最終日の26日に55歳になるカズだが、25日には故郷・静岡の東海学生サッカーリーグ1部・静岡産大らとの練習試合が予定されている。54歳最後の日に、カズがゴールを決めるか、注目だ。