Jリーグは19日、実行委員会と社員総会を行い、その後のオンライン会見で野々村芳和チェアマン(49)が声出し応援の緩和についてあらためて言及した。

前日の日本野球機構(NPB)との新型コロナ対策連絡会議後に「実際にスポーツ庁を始めとした政府の関係省庁とは実務レベルでの調整は始めている」と話していた野々村チェアマン。この日は、目指す再開時期について聞かれ「我々で決められることではないので、日本の中で感染対策がどういう政策で進んでいるか、いつそう(緩和に)なってもいいようにどう準備をするかだと思う」とした。

まずは1つのスタジアムで実施することから始め、段階的にやっていくことが現実的だと話し、各クラブとは今後検討していく話をしていると説明した。

また、例年多くの集客が見込まれるゴールデンウイークに向けて「Jリーグとして、十数年ぶりにテレビのCMを打ちました」と明かした。総勢2万4000人に無料チケットが当たる招待キャンペーンのCM。放映は関東、静岡、福岡と限られたエリアながら、募集枠に対して12倍もの応募があったという。「3割が新たなお客様。コロナの中でどうやって多くの人に見てもらうか、1つヒントになる政策だった。少し足が離れているお客さまにもゴールデンウイークにぜひ足を運んで欲しい」と多くの来客を願った。

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