WEリーグ、新潟レディース(L)は8日、デンカビッグスワンスタジアムで日テレ東京Vと対戦する。この日はJリーグとの共催でJ2新潟-東京V戦後の午後6時30分にキックオフ。FW道上彩花(27)が4試合ぶりゴールを決め、勝利をつかみにいく。

新潟Lはここ数試合、システム変更もあり、前線で道上が孤立するシーンが目立つ。「攻撃をするためのタメを前線で作らなければいけない」。道上は味方の上がりもサポートしながら、攻撃の起点になることに意識を置く。とはいえ、チーム最多6得点を挙げるエースは「まずはゴール。ピッチでは天然で」と自身にプレッシャーをかけつつ、自然体でゴールを目指すつもりだ。

チームはホームでは8戦して1勝1分け6敗で、9月の第3節ちふれ埼玉戦以来、勝利から遠のく。一方で男子、J2アルビレックス新潟はホームでは6連勝中と勢いに乗っている。J2戦の余韻が残る中での試合となるが「男子の力も借りながら、お客様にお見せできるサッカーを求めていきたい」と道上。ホームで待ちわびるサポーターに勝利を届けることを誓った。【飯嶋聡美】

◆初共催試合 WEリーグで4月23日、Jリーグとの初の共催試合が味の素スタジアム(東京)で行われた。午後2時からのJ2東京V-千葉が1-1で終わった後、午後6時からWEリーグの日テレ東京V-千葉が行われ、千葉が3-2で勝った。入場者数は男子が5110人で女子は1591人だった。J2新潟の前節4日のホーム金沢戦の入場者は1万7721人。