J2アルビレックス新潟のU-21日本代表候補FW三戸舜介(19)が、開始から約30秒でゴールを決めた。横浜FCとの上位対決で、今季初先発だったFW小見洋太(19)のミドルシュートのこぼれ球を右足で蹴り込んだ。

新潟の選手の開始1分以内のゴールは、MFマルシオ・リシャルデス(開始53秒)が08年7月27日のJ1札幌戦(2-1、東北電ス)でマークして以来、14年ぶり4人目。

06年8月26日のJ1大分戦(3-3、新潟ス)で記録したMFファビーニョの開始24秒がクラブの最速ゴールとなっている。

今回の三戸の開始30秒は、クラブの日本選手では元日本代表MF山口素弘が04年8月29日のJ1神戸戦(4-3、神戸ユ)でマークした開始50秒を更新した(秒数は非公式で日刊スポーツ調べ)。

その5分後には三戸のアシストから小見が追加点。新潟はチームとして前線からのプレスが効果を発揮し、前半は相手に1本もシュートを打たせなかった。後半5分にも小見がゴールを決めて突き放し、ホーム8連勝を飾った。

一方の横浜FCは43歳の元日本代表MF中村俊輔が後半途中から出場したが、無得点。今季初めて複数失点での完封負けを喫した。