浦和レッズがJ1タイ記録の7戦連続ドローとなった。試合開始早々に鹿島に先制を許すも、前半終了間際の44分にMF明本がPKを獲得し、これをDFショルツが冷静に左隅に決めて同点に追い付いた。

悔しいゴールもあった。後半25分、MF岩尾のフリーキックに明本が頭で合わせてゴールネットを揺らした。しかし、味方がファウルを取られて取り消し。「その前に僕が自陣でボールを失って、ミスを取り返すために絶対決めてやろうと思っていたので、すごく悔しかった」。

黒星はつかないが、勝ちきれない状況。明本は懸命に前を向いた。「勝てる試合もありましたし、ポイント(勝ち点)を落としてるのは事実。負けてはいないのでポジティブにとらえつつ、改善すべき点がたくさんあるので、最後の攻撃の質だったり突き詰めていきたい」。熱戦が続いているだけに、早く勝ち点3がほしい。