鹿島アントラーズのFWエヴェラウド(30)が16日、次節18日のホームでの京都サンガ戦に向けたオンライン取材に応じ「鹿島イズム」を発揮すると誓った。

11日のルヴァン杯・アビスパ福岡戦で負傷交代したFW鈴木優磨は累積警告による出場停止で、FW上田綺世は12日に負傷のため日本代表から離脱。エヴェラウドに前線の仕事の期待がかかる。

ルヴァン杯第2戦は勝利も、アウェーゴール差で敗退が決まったが、エヴェラウドは「残念な結果だが、試合を勝てたのはプラス。次は、ルヴァン杯は忘れてJリーグと天皇杯。そこに向けて集中して取り組んでいる」としっかりと切り替えている。「京都戦でしっかり、上位に居続けることを意識して、みんなで集中して取り組んでいる」と前を向いた。

ルヴァン杯では約2年半ぶりの声出し応援があり、エヴェラウドも得点でチームの勝利に貢献。「ピッチに立つ僕らは非常に違いがあったし力強かった」とサポーターの声援に感謝する。

リーグ戦では直近3戦で1敗2分けと勝利から遠ざかる中で「自分たちがやるべきことをすることに尽きる。ホームでは自分たちの姿勢、強度も含めて表現しないといけない」。“常勝軍団”鹿島らしく気持ちを込めて戦うことを誓った。