王者の守護神は、ストライカーでもあった!? 川崎フロンターレGKチョン・ソンリョン(37)が5日、オンライン取材に応じ、韓国・Kリーグ時代にFWとしてピッチに立ったエピソードを明かした。

試合は日本で言う、天皇杯のようなものだったと言う。チョン・ソンリョンは「試合が残り5分か、7分くらいで。PKまで行って、その時、自分はPKは得意じゃなかった。他のキーパーが、PKで入って、自分はFWとして入りました」と笑った。「チャンスありましたけど、スルーパスが入ったんですけど、そのまま終わってしまいました」と悔しそうに振り返った。

Jリーグでは、アビスパ福岡GK山ノ井拓己(23)が、3日のルヴァン杯・ヴィッセル神戸戦で後半49分からFWとして途中出場。福岡で新型コロナウイルス陽性者が多数出ていたこともあり、この試合ではベンチ入りが最大7人のところ、4人しか入れなかった。緊急事態の中、山ノ井がフィールドプレーヤーとして途中出場。試合も2-1で勝利した。

チョン・ソンリョンは、川崎FのGK内でも話題となったと言い、「自分はヘディング強いです。(何かあれば)FWで出ます」。身長191センチを誇る、元韓国代表GKは不適な笑みを浮かべた。