浦和レッズが17年以来5年ぶりのアジア制覇へ、あと2勝となった。ヴィッセル神戸を破った全北現代に勝利し、来年2月に行われる決勝へ駒を進めたい。

24日の前日会見で、リカルド・ロドリゲス監督(48)は「今年の目標は決勝の切符をつかむこと。自信を持ってしっかりプレーして、ファン、サポーターの後押しもあるので、浦和ファミリーとして戦うこと、決勝に行くことがクラブとファミリーにとっても大事」と話した。

今大会は決勝トーナメントの準決勝までが集中開催となり、ホーム・埼玉スタジアムで行われている。声出し可能なゴール裏からは毎試合、大声援が浦和の選手たちを後押し。声出しエリアは収容人数の50%という制限があるが、準決勝でも浦和のゴール裏に用意された4500席が、発売した23日に即日完売。心強い味方が一緒に戦ってくれそうだ。

浦和は8月13日のJ1ジュビロ磐田戦で6-0、19日のACL初戦のジョホール戦で5-0、同準々決勝のBGパトゥム戦で4-0とゴールを量産中。緊迫した戦いが予想されるが、サポーターの力も借りて勢いのままに決勝進出を目指す。