J1の名古屋グランパスは4日、来季の新加入選手として高校サッカーの名門・静岡学園のDF行徳瑛(ぎょうとく・えい、17)の加入内定を発表した。

185センチ、75キロ。若鮎長良FCインテリオールから静岡学園中へと進み、守備だけでなく、足元の技術の高さと、攻撃の起点としてパスを出せる選手。

高さを生かした得点能力もあり、U-15(15歳以下)から各世代の日本代表候補に選出され、高校では主将を任されている。

父・浩二さんは清水や岐阜などJクラブで監督やコーチを務め、ネパール代表も率いた。

Jの複数クラブが獲得に乗り出した中で、名古屋入りを決断した行徳は「歴史ある素晴らしいクラブでプロのキャリアをスタートできることをうれしく思います。1日でも早くピッチに立ち、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントした。