元サッカー日本代表FWの大久保嘉人氏(40)が「第12回イクメンオブザイヤー2022」でイクメンスポーツレジェンド部門を受賞し、19日、都内で授賞式に出席し。今季限りでの現役引退を発表したJ2横浜FC・MF中村俊輔(44)について「日本中の皆さんが知っているし、サッカー界を盛り上げてくれた1人」とたたえた。

日本代表やジュビロ磐田などで一緒にプレーした。大久保氏は「日本中の皆さんが知っていると思いますし、サッカー界を盛り上げてくれた1人。実は家が近くて、仲良くしている。これからはプレッシャーもとれて、子どもたちにサッカーを伝えていってくれると思います。近所付き合いも、仲良くやっていきたいです」と話した。

また来月開幕するワールドカップ(W杯)に向かう森保ジャパンについても「すごいグループに入ったけど、本気のドイツ、スペインと戦うことはこれまでなかった。初戦(ドイツ戦)で勝ち点1とれれば突破できると思う。日本で1つになって応援したい」とエールを送った。

4児の父でもある大久保氏は、この日は17年の「ベストファーザー賞」に続いて、“パパのタイトル”も獲得した。「子どもたちと友達のような関係を築きたいと思っていて、本当に友達のようになっています。賞に恥じないように、妻と協力して頑張っていきたいです」と話しつつ、子育てについても「仕事をしながらなので、やれるときに。完璧を求めずに、気負わずにやることが大事なのかな」と持論を明かした。もっとも、子どもと“友達”のように遊ぶことから、妻に怒られることも多いといい「自分が“長男”みたいなので…」と苦笑いしていた。