鈴鹿の三浦泰年監督(56)が試合後、自身のパワハラ疑惑について説明と謝罪をした。

会見ではクラブ内の調査でパワハラが認定されたことを明かして謝罪。「今後、第三者委員会の調査があるので、結論が出る前に何か言うのは控えたい」としながらも、騒動の中で必死のプレーする選手については「感謝している」と話した。

三浦監督自身は顧問弁護士の聞き取り調査に対してパワハラを否定。「チームを鼓舞するため」と説明している。「パワハラ」と認定された言動も、選手によって「パワハラとは思わなかった」と話すなど、背景にはプロとして上を目指す選手と、働きながら楽しみでプレーする選手が混在するJFLならではの指導の難しさもありそうだ。

報告書ではパワハラとともに三浦監督がGM、代表取締役を兼ねている組織的な問題も指摘された。クラブの株式譲渡が進まずに暫定的に兼任しているものの「今後、オーナーシップの移行が進んで監督業に専念できればと思っている」と話した。