第101回全国高校サッカー選手権(12月28日開幕)の組み合わせ抽選会が21日、オンラインで行われ、2大会連続12度目出場の北海(北海道)の初戦の相手は戦後最多6度の優勝を誇る12大会ぶり24度目出場の国見(長崎)に決まった。北海MF桜庭平良主将(3年)は相手の印象を「伝統があり、数多くのプロ選手が出ている高校」と語り、「自分たちの戦いを貫いて1回戦からいい戦いをできるように」と意気込んだ。

昨年は初戦敗退(1●2)だった。相手は同じ長崎代表の長崎総合科学大付だった。桜庭は「去年負けた先輩方のためにもリベンジできるように頑張りたい」と雪辱を誓った。

10月23日の北海道大会決勝を終えてからは、道内大学や高校、社会人チームとの練習試合を重ねた。島谷制勝監督(53)は「子どもたちはだんだん自信がついてきて、落ち着いてサッカーができるようになっている」と、手応えをつかんでいる様子。18大会ぶり初戦突破を目指し、順調に調整している。