セレッソ大阪の高校生プロJリーガー、FW北野颯太(18)が13日、自身が在籍する興国高(大阪市天王寺区)の「日本プロサッカーリーグ入団内定者合同記者会見」に、他の4選手とともに出席した。

C大阪U-18(ユース)所属の北野は、高校2年だった今年2月、クラブと1年前倒しでプロ契約を結び、3年に進級した今季はリーグ戦で19試合(無得点)、準優勝したルヴァン杯は10試合3得点の活躍で、ニューヒーロー賞に選ばれた。

厳密には来年がプロ2年目になる北野は「結果にこだわりたい。4年後のワールドカップ(W杯)に僕が出て、日本を史上初のベスト8に導ける選手になりたい」と意気込んだ。

会見には母久美子さん(47)も駆けつけ、普段は見られない、母子の貴重な2ショットも披露した。

自宅は和歌山・有田市にあるため、北野がC大阪の下部組織で本格的に活動を始めた中学1年から、大阪市内で母子で生活を始めた。仕事の関係で和歌山に残った父を含めて、家族がそろうのは月に数回という環境だったが、北野はU-19など世代別の日本代表に選ばれ、既に近い将来のA代表に期待されている。