浦和FWキャスパー・ユンカー(28)が今季限りで退団し、新たな移籍先に名古屋が国内の最有力候補に挙がっていることが24日、分かった。

国外の移籍先候補には、米MLSのポートランド・ティンバーズなどが挙がっている。ユンカーは23日夜に自身のツイッターを更新し、砂時計の絵文字を投稿。退団を示唆するものだとして、サポーターらを中心に話題となっていた。

ユンカーはノルウェー1部のボデグリムトから、21年4月に浦和へ入団。同年はリーグ21試合の出場で9得点を挙げて優秀選手賞にも輝き、チームの天皇杯優勝にも貢献した。今季はケガで開幕に出遅れ、コンディション不良で90分フルに出場できない時もあったが、リーグ21試合の出場で7得点を挙げていた。

8月のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝では、延長後半終了間際に劇的な同点ゴールを決め決勝進出へ導くなど、ここぞで勝負強さを見せてきた。ラーメン好きとしても知られサポーターに愛されてきた助っ人が、浦和を去ることになりそうだ。