北海道コンサドーレ札幌は12日、熊本・大津運動公園でリカバリートレーニングを行った。

前日11日はJ2ロアッソ熊本との開幕前最後の練習試合(45分×4)に臨むも、2-6で黒星締めだった。一夜明けてリカバリー後、選手のみが集まって青空ミーティングを開始。車座になり約30分間話し合った。DF福森晃斗(30)は「チーム全体として1つの方向に向かっていけるように」と狙いを明かした。

1月から対外試合6戦を行ったが、「なかなか勝てなかった」と福森。前日は2本目終了後に1、2本目に出場した選手のみでミーティングを行ったが、この日は別メニュー選手も含めて参加。数人同士での話し合いはよく見られる光景だが、チーム全体かつスタッフが外れた選手のみの形でピッチ上で行われるのは珍しい。MF宮沢裕樹(33)や福森が中心となって呼びかけ「お互いが思っていることを言い合って、いい方向に持っていけた」という。

最年長MF小野伸二(43)が最後にチーム一丸となれる前向きな言葉を掛けて締められたミーティング。18日アウェーでの広島との開幕戦まで1週間を切った。「開幕から結果を残せるように」と誓う福森ら札幌イレブンは、残りの時間でチームのギアを上げていく。