日本代表に選出されたガンバ大阪のGK谷晃生(22)が17日、大阪・吹田市内での非公開練習後、取材に応じた。

21年東京オリンピック(五輪)では正守護神として活躍し、昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会は最後に落選。今回は26年W杯(米国、カナダ、メキシコ共催)に向けた本格的なスタートになる。

新生日本代表のメンバーに選ばれた谷は「率直にうれしかった」と喜び、「ビルドアップ、シュートストップやハイボール、GKとしていろんな部分を出せれば。練習からしっかりアピールして、しっかり評価してもらえるように」と気を引き締めた。

期限付き移籍していた湘南ベルマーレから今季、4年ぶりにG大阪に復帰。開幕から3試合連続で先発したものの2分け1敗で、前節サンフレッチェ広島戦ではベテランの東口に先発を奪い返された。

G大阪でもポジション争いは激しいが、谷は「G大阪のダニ(ダニエル・ポヤトス監督)が評価して誰を使うか、(日本代表監督の)森保さんが評価して誰を選ぶかなんで」と、気後れは一切ない。

日本代表では22年7月27日の東アジアE-1選手権韓国戦でデビューも、その後は出番がない。今回はシュミット・ダニエル(シントトロイデン)、大迫(広島)と3人が選ばれ、横一戦の争いが予想される。

W杯カタール大会後の日本代表の初戦となる国際親善試合は、ウルグアイ戦(24日・国立)と、コロンビア戦(28日・ヨドコウ)の2試合が予定されている。