日本プロサッカー選手会は23日、昨年9月の豪雨災害で被害を受けた磐田市に復興支援のための寄付金を贈呈した。

選手会を代表してジュビロ磐田DF小川大貴(31)が出席。磐田市役所を訪れ、草地博昭市長(41)に目録を手渡した。同選手会は復興支援活動の一環としてチャリティーオークションを開催。売り上げの諸経費を除いた収益が日本プロサッカー選手会にまとめられ、その一部を寄付した。

小川自身もスパイクをオークションに出品。昨年は浸水などの被害が大きかった磐田市豊岡地区周辺でのボランティア活動にも参加したという。小川は「まだ被害から立ち直れていない人もいる。そういう方々のために活用してほしい」と話し、今後も継続的な支援を行っていくことを約束した。草地市長は「本当に困っている人に届くように大切に使わせてもらいます」と感謝していた。