サッカー女子WEリーグのマイナビ仙台は25日、日本代表なでしこジャパンのFW宮沢ひなた(23)が「海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため」チームを離脱すると発表した。

20日に閉幕した女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で5ゴールを挙げ、11年ドイツ大会の澤穂希以来となる日本人得点王に輝いていた。

神奈川・星槎国際高湘南から日テレ(日テレ東京V)を経て21年からマイナビ仙台へ。W杯では2得点の試合が2回など8強入りに貢献した。

マイナビ仙台は「このたび、宮澤ひなた選手が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、8月25日(金)よりチームを離脱することとなりましたのでお知らせいたします。今後につきましては、現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定ですので、契約締結後に改めてお知らせいたします」と発表した。

関係者によると、イングランド女子スーパーリーグのリバプール、ドイツのフランクフルトがW杯から帰国した時点で、移籍先の候補に挙がっていた。