ヴィッセル神戸は22日、翌日にノエビアスタジアム神戸で行われるセレッソ大阪戦に向けて、神戸市内のいぶきの森球技場で最終調整した。

オンライン取材に応じた吉田孝行監督(46)は「自分たちにとって大事な一戦。調子の良い相手に勝ってこそ次につながる」と上位対決へ意気込んだ。

16日広島戦では連動した動きがなかなか見られないまま完敗。DF本多勇喜(32)は「率先してチームを動かすコーチングをして、前線の選手が気持ち良く守備をできるようにしたい」と次戦では持ち前の組織的な守備を取り戻すべく戦うことを誓った。

今季の神戸はリーグ戦での連敗はなく、負けた次の試合ではすべて無失点勝利を挙げてきた。C大阪は、19年11月にホームで勝って以来、7戦未勝利で直近は3連敗中という相手だが、指揮官は「自分自身、ホームでそんな悪いイメージはない。今季神戸で試合ができるのもあと2回。サポーターが良い雰囲気を作ってくれると思うので、その力を借りたい」とホームの力を結集して、首位堅持を狙う。