ガンバ大阪は13日、大阪・吹田市内の練習場で公開練習を行った。

この日のトレーニングでは、8対8+3フリーマンのポゼッションメニューの後、小さめのコートでの11対11、7対7+GKのシュートゲームを実施。攻守の切り替え場面が多く出るメニューで約1時間半、汗を流した。

練習中にはダニエル・ポヤトス監督(45)がサイドでの数的優位の作り方について時間を使って説明するなど、オフ明けから密度の濃い内容で行われた。

10日に戦ったサンフレッチェ広島とのプレシーズンマッチ(Eピース)では、先手を取られながらも逆転勝利。全体をコンパクトにし、素早い攻守の切り替えも見せる戦いには、新加入のDF中谷進之介(27)も「賢い選手が多いので、前線から(守備に)いってくれることで後ろもコンパクトにできるし、中盤でするする抜かれるシーンもあまりなかったのは良かった」と手応えを口にした。

ブルガリア1部のレフスキ・ソフィアからの獲得が発表されたFWウェルトン・フェリペ(26)については、現在ビザ申請中で、承認が下り次第、来日する予定。24日の開幕戦(町田GIONスタジアム)に間に合うかは不透明だが、梶居勝志強化部長(60)は「点も取れるタイプ。コンディションも良いみたいなので、楽しみにしている」と活躍に期待を寄せた。