24日のヴィッセル神戸との開幕戦(ヤマハ、午後1時)に臨むJ1ジュビロ磐田が23日、磐田市内で非公開練習を行い最終調整に励んだ。

1年でJ1の舞台に戻る横内昭展監督(56)がこの日、オンラインで取材に応じ「初戦は重要だが、勝敗に一喜一憂することなく38(試合)分の1として考えたい」と語った。さらにホームで迎え撃つ昨季J1王者については「強度は当たり前にトップレベル。自分たちの良さを出すには難しい作業となるが、我々はユニットで抑え込んでいきたい」とポイントも口にした。今季は新加入選手が15人。昨季と大きく顔ぶれが入れ替わったチームに指揮官は「試合を重ねながら少しずつ進化を見せていけたら」と、サックスブルーの新戦力にも期待を寄せた。

 

磐田市で燃料販売などを手がける第一商事が、今年も「ジュビロ応援レンタカー」サービスを開始した。J1磐田仕様にデザインされたコンパクトカー1台をレンタルし、地元企業としてチームを応援していく。試合日、通常日とも利用者には特典が付き、選手サイン入りミニ色紙は、試合日なら会場駐車券を選ぶこともできる。市内にある給油所のENEOS鳥之瀬店から利用する。

同レンタカーを走らせることで市内を活気づけ、地域全体でチームを盛り上げるのが狙い。売り上げの一部は支援金としてチームに還元されるため、利用がチーム強化の貢献につながる。昨季の支援金は来月9日のホーム(ヤマハスタジアム)戦で試合前、贈呈セレモニーを行う予定。今季はチームサポーターでインフルエンサーの溝垣杏奈さんをイメージキャラクターに起用。同サービスの認知度向上と多様な利用方法も提案していく。