セレッソ大阪のDF毎熊晟矢(26)とMF香川真司(34)の新旧日本代表が27日、大阪市の横山英幸市長(42)を表敬訪問した。

クラブ設立30周年の今季に初のリーグ優勝の目標を掲げるC大阪は、ホームタウンの大阪市とは二人三脚の関係にある。

香川は「昨年、阪神とオリックスが優勝して野球の方が盛り上がり、ニュース番組でも取り扱われることも多い。僕たちは勝ってこそ評価されるアスリート。勝ち続けて、大阪市を盛り上げていきたい」と、大阪のJリーグクラブも続く意気込みを示した。

3月下旬にワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮戦を控える日本代表の毎熊は「(代表での)経験をチームに還元しながら、自分自身も成長していきたい。僕が選ばれ続けることによって、C大阪の名前も付いてくる。大阪という地をもっと盛り上げたい」と決意表明した。

クラブを代表して参加した宮島武志副社長(48)は「(優勝した際は)御堂筋パレードをぜひ。できなくても、違うところでイベントができたらなと思う。ご支援いただきたい」と、ビッグイベント開催の協力を要請した。

リーグ優勝を期待する横山市長は「大阪市民の心の支えで、誇らしく思っております」と応じ、C大阪からは特製ユニホームなどが贈られた。