J1ジュビロ磐田は1日にアウェーで川崎Fと対戦する。2月29日は完全非公開で最終調整。練習後、オンラインでの取材に応じた横内昭展監督(56)は「まず勝ち点を取りにいきたい」と力を込めた。

昨季王者神戸との開幕戦は0-2。完敗した一戦の反省も生かす。試合に向けた準備段階では相手対策に比重を置いたことで、チームが目指す本来の戦い方を出し切れなかった。指揮官は「自信を持ってピッチに立たせてあげられなかった自分にも責任がある」。仕切り直しとなる次戦に向けたミーティングではチームの方向性を再確認。攻守で積極的な戦いを挑むつもりだ。

練習では攻撃時のポジショニングなどを細かく修正した。相手はJ1屈指の戦力を誇るが、横内監督は「うちにも個の能力で負けない選手はいる。明日のメンバーを信じている」と強調した。