昨季王者のヴィッセル神戸は、元日本代表FW武藤嘉紀（31）がサブメンバーとして今季初めてベンチ入りした。クラブにとって、この日の柏レイソル戦が開幕2試合目でホーム初戦となり、2連勝を目指す。
武藤は2月のインテル・マイアミとのプレシーズンマッチ、川崎フロンターレとの富士フイルム・スーパー杯、ジュビロ磐田とのJ1開幕戦は、いずれもベンチ外だった。悲願の初優勝を果たした昨季、武藤はFC東京時代を含め、3度目の2桁ゴールとなる34試合10得点と大活躍した。
また、前日1日の練習を体調不良で欠席していた吉田孝行監督（46）について、クラブはこの日、引き続き体調不良で不在になると発表。菅原智（とも）コーチ（47）が、暫定的に指揮を執る。
菅原コーチは、前日の取材対応で「監督とは日々、常にコミュニケーションを取っている。今までやっていることと変わりなく準備してきた」とコメント。
神戸のこの日の対戦相手は、ここまで5試合未勝利（2分け3敗）と苦手にする柏。最後に勝ったのは21年5月26日のアウェー戦。ホームでは18年7月28日が最後の白星になる。
