ガンバ大阪は2日、翌日の京都サンガ戦(パナスタ)に向けて非公開で調整した。

練習後に取材に応じたダニエル・ポヤトス監督(45)は京都について「前からプレスをかけてきて、そこからのリズムあるプレー。球際には力強く来るので、しっかり回避できるよう準備した」とコメント。開幕から好調をキープし3ゴールを決めているFW宇佐美貴史(31)は「(京都は)彼らのスタイルがしっかりあるし、それを理解して、彼らがやりたいことの逆を突けば一気に崩せる、リスクを冒して出てくる分、突きどころも生まれてくる」とイメージした。雨天も予想される京都戦は、つなぐだけでなく、よりゴールにダイレクトに向かうプレーも増やして戦うことになりそうだ。

3月30日から4月28日までの約1カ月で8試合を戦うハードスケジュールとなるが、宇佐美は「もちろんきつさはあるが、試合が多く入ってくることの喜びの方がある」と歓迎。好調で挑める連戦で、勝ち点を稼げることをポジティブに捉えて臨むつもりだ。

3月31日に右ひざ後外側支持機構損傷、外側広筋肉筋挫傷での離脱が発表されていたMF岸本武流(26)について、ポヤトス監督はは「(非公開の)練習試合で負傷し、打ち身から少し伸ばした感があった。ドクターからは(復帰まで)3~4週と聞いている」と復帰までの見込みを明かした。【永田淳】