セレッソ大阪が、攻め込まれながらも少ない好機を確実に生かし、アルビレックス新潟を破った。

2試合ぶりの白星で開幕から7戦負けなし(4勝3分け)。後半24分、DF毎熊晟矢の右クロスをFWレオ・セアラが頭で合わせた。試合終盤は、人数をかける新潟に対してミドルブロックを敷き、無失点。小菊監督は「全員がハードワークした結果」と勝因を分析した。

この桜は簡単には散りそうにない。チーム名はスペイン語で「桜」。新潟にパスを回されながらも粘り強く体を寄せ、決定機はつくらせない。攻めては決勝アシストの日本代表毎熊は「落ち着いて(周囲を)見ることができた」と語った。

開幕7戦無敗で目標のリーグVへ、滑り出しは順調。毎熊は「それほど決定機を与えなかった。負けないことが自信になっている。いい状態を続けていけたら」と好調を自覚していた。