ジュビロ磐田は0-1で名古屋グランパスに惜敗し、3試合ぶりの黒星を喫した。1点を追う前半43分に相手選手が1発退場。後半は数的優位に立ちながらも、ゴール前での精度を欠き、無得点に終わった。

完封負けは今季4度目。横内昭展監督(56)は「非常に痛い敗戦。我々に声をからして応援してくれたサポーターに申し訳ない」と頭を下げた。前半8分に自陣右サイドを崩され、先制点を献上。またしても立ち上がりを狙われた。今季、前半10分以内に失点した試合は3戦全敗。リードを許し、守備を固められた相手を崩しきれない戦い方が課題になっている。

FWジャーメイン良(28)も「また同じことを繰り返してしまった。改善しなければいけない」と反省を口にした。勝てば、J1では7年ぶりとなる3連勝だった一戦は歯がゆさが残った。次戦はアウェーでアビスパ福岡と対戦する。指揮官は「まだまだ突き詰めてやっていかなければいけないことがある」と仕切り直しを誓った。

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