4日に心筋梗塞のため34歳で亡くなった元日本代表DF松田直樹さんに縁のある、G大阪の西野朗監督(56)とMF明神智和(33)MF遠藤保仁(31)が5日、大阪府吹田市のG大阪クラブハウスで会見した。

 遠藤は、松田さんと実兄彰弘さん(35)がともにアトランタ五輪代表だった縁がある。「代表では一緒にやったことはないのですが、兄貴を通して(プロ)1年目からお会いする機会がありました。まだバリバリできるのに、一緒にプレーする機会をなくして残念です」と、しのんだ。

 闘志あふれる松田さんを思い出すように「気持ちを前面に出す選手だったけど、ピッチ外では兄貴分の選手だった。僕らはマツさんの思いをプレーで表したいと思います。代表も魅力あるチームにして、マツさんが天国から見ても満足してもらえるようにしたい」と誓っていた。