全国のサッカー担当記者の投票による12年度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に、広島のJ1初優勝に大きく貢献したFW佐藤寿人が初選出された。東京運動記者クラブのサッカー分科会が28日、発表した。

 佐藤は昨季J1で22ゴールを挙げて自身初の得点王となり、Jリーグの最優秀選手賞にも選ばれた。有効投票190票のうち、118票を集めた。

 同賞は今回で52回目。2位は昨夏にイングランド・プレミアリーグの強豪、マンチェスター・ユナイテッドへ加入したMF香川真司で36票。3位はロンドン五輪銀メダルの日本女子代表「なでしこジャパン」で主将を務めたMF宮間あや(岡山湯郷)で10票だった。