<J1:G大阪2-2C大阪◇第21節◇11日◇万博

 G大阪が「大阪ダービー」を、辛うじて引き分けに持ち込んだ。激しい雨が降る中で行われた一戦で、相手に主導権を握られた。

 一時は2点のリードを許す苦しい展開も、後半にFW佐藤晃大(25)が起死回生の2連続ゴール。なんとかドローで試合を終えた。

 日本代表のMF遠藤保仁(32)は「ポイント(勝ち点)をどんどん積み重ねていくしかない。流れはだんだん良くなってきている」と話した。

 松波監督は「失点した後に、よく切り替えてくれた。勝ちきるんだという、姿勢は見せてくれた」と一定の評価。ただ、まだJ2降格圏の17位と苦しい状況は変わらない。