ペトロ浦和が黒星スタートとなった。浦和は13日、佐賀県鳥栖市ベストアメニティスタジアムでJ2鳥栖とプレシーズンマッチを行い、1-2で敗れた。

 守備に大きな課題が見つかった。前半7分、相手のコーナーキックの際にゴール前でのマークの受け渡しがあいまいになり、先制された。後半22分には再びゴール前で相手FWをノーマークにしてしまい失点。就任後初の有料試合となったペトロビッチ監督(45)は「相手選手がフリーでヘディングできるのはおかしい。いい内容でも失点で崩してしまう」と渋い表情。MFマルシオ・リシャルデス(29)は主にトップ下としてフル出場。全てのセットプレーでキッカーを務めチャンスを作ったが、「もっとコンビネーションをうまく利用した方がいい。(敗戦に)恥ずかしい気持ち」と、反省していた。