仙台MF太田吉彰(29)が4日、残り7試合でさらなる進化を誓った。今季ここまで7アシスト(日刊スポーツ調べ)の活躍について「オレの計算では8アシストのはずなんだけど(笑い)。(07年に)代表に入った頃はアシストも2ケタに乗ってたからね。ゴールには絡めているし、まずそこに乗せたい」と上積みを約束。一方で4月までに4点を稼ぎながら、5月以降得点がないことには「シュートの質が下がってる。ゴール前で冷静にならないと。アシストもできて、点も取れる選手が理想だから」と不満を隠さなかった。

 優勝戦線生き残りをかけた明日6日のG大阪戦へ「引き分けは許されないし、突っ込んでいかないと怖さが出ない。誰がいくのかと言われれば、それは自分」と断言。この日の紅白戦でゴールを決め、予行演習は済ませた。リーグトップ54得点を誇る相手との対戦にも「点の取り合いになるかも。そういうプレースタイルは嫌いじゃないし、打ち合いは大歓迎」と、どこまでも頼もしかった。【亀山泰宏】