【ドーハ(カタール)21日=岡崎悠利】W杯カタール大会に出場する日本代表MF相馬勇紀(名古屋グランパス)が、チームを勝利に導くゴールを誓った。

大会前最後の実戦だった17日の国際親善試合カナダ戦では先発し、先制点を決めた。代表メンバー発表時はサプライズ選出とも言われたが「結果で(立ち位置は)全部くつがえると思っているので」と自信にあふれる言葉を口にした。

身長166センチとチーム最小兵。体格は「メリットでもデメリットでもある」と冷静に考える。ドイツ守備陣は体格では大柄な選手がそろう。フィジカルの強さは警戒しながら「当たり方とかタイミングで相手の力を逃がす。僕の方が重心が低いのでもぐりこめたり。当たり方を工夫したい」と話した。

国内組だけだった7月のE-1選手権で活躍し、9月の代表活動にも選出。そのままW杯メンバー入りとここぞの場面で力を発揮してきた。「メンタルでまとめるのはよくないが、気持ちで大きく変わる。大舞台で結果を残す」。気負いなく笑顔で、満ちる自信を言葉にした。

【関連】W杯カタール2022特集>>