韓国が競り負け、3大会ぶりの決勝トーナメント進出が厳しくなった。

試合終了直後には、パウロ・ベント監督がレッドカードを受け、今大会初の監督退場。後味の悪い敗戦となった。

レッドカードの場面は、アディショナルタイム10分の表示で迎えた2-3の後半ロスタイム10分過ぎ。ガーナの選手に当たったボールがゴールラインを割った。韓国がラストプレーでCKを獲得したかに思われたが、ここでホイッスル。試合終了となった。

まさかの幕切れに、激高したベント監督が主審に詰め寄って猛抗議。レッドカードを提示される事態となった。

この展開に、ツイッターでは「レッドカード」がトレンド入り。「監督にレッドカードなんて初めて見た」「監督もレッドカードくらうんか…」「野球は監督退場そこそこ見るけどw」などのコメントが相次いだ。

一方で、レッドカードを提示されたベント監督が、相手スタッフと律義に握手を交わす場面にも注目が集まった。「笑顔で握手しててすごい」「相手国へのリスペクトは忘れてないんだなぁ」など、リスペクトを欠かさなかった姿勢に称賛の声が上がった。

2戦未勝利となった韓国は、第3戦のポルトガル戦に、指揮官不在で臨むことになる。