日本代表が、決戦前夜に“精力”をつけた。

12月1日(日本時間2日早朝)の1次リーグ最終戦となるスペイン戦に向け、現地で最終調整した11月30日、夕食にはウナギのかば焼きが出された。専属シェフとして帯同している西芳照さん(60)がツイッターに「明日のスペイン戦に向けて鰻。勝ちに行くぞ!」(原文まま)と記した。

ウナギは栄養価が高いことで知られ、食材は日本から持ち込んだもの。過去には、W杯アジア最終予選の際に「浦和のうなぎを育てる会」が、日本代表に差し入れをしたこともあり、埼玉スタジアムでもW杯予選時にウナギ弁当が販売されていた。それだけ日本代表とウナギはなじみが深い。

06年ドイツ大会から5大会連続で日本代表の専属シェフとしてワールドカップ(W杯)に帯同している西さんは「打倒スペイン」の思いを込めて、29日の夕食にはスペインで有名なトマトベースの冷製スープ「ガスパチョ」を出していた。

スペインを食って、精力もつけた日本代表。勝てば自力突破、引き分けなら、もう1カードの結果次第で突破が決まる。

多くの人の思いも背負い、いよいよ勝負のスペイン戦へと向かう。

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