スペインは前半11分にFWモラタ(30=Aマドリード)が頭で先制ゴールを決めたが、後半2失点して日本に敗れた。
ルイスエンリケ監督(52)の一問一答は次の通り。
-リーグ通過したがあまりハッピーではない?
「先制点は取っていたが、サッカーではいいも悪いもない。通るか通らないか。今日は満足していない。首位に立てなかった。守備も崩れてしまった。開始はよく先制もできたが、後半が思わしくなかった。ハーフタイムにも気をつけろと言った。向こうは失うものがないからくるぞと。しかし2点も入れられてしまってまったく満足していない。なにも祝うこともない」。
-後半、なにが起きた?メンタルの問題?
「ストライカーがいた、チャンスを作ろうと粘ったが、向こうの守備が堅くスペースがなかった。日本が2点入れてきた。FWオルモのチャンスもあったがものにできなかった。これがサッカーだということ」。
-3分で2失点とはなにがあったのか
「他の試合は気にしていなかった。正直に、満足していない。負けてしまった。成長しなければいけない」。
-攻め続けていた。試合を振り返って
「ベストな選手11人をスタメンに使った。こういう結果なら違う選手を使ったかもしれない。選手には絶対の自信を持っている。試合を見返したい。16強にいけたのはもちろんうれしいが、未来はわからない。モロッコもギャンブルに出てくると思う。こういうことが起こると思う」。
-試合を振り返るにあたって懸念はどこか。三笘も折り返しはラインを超えていたかという議論も起きている
「そうかもしれないが、VARを信頼している。時間がかかっていた。懸念としては、崩れる態勢になってしまったこと」。
-決勝トーナメント、モロッコについて
「感情的にも盛り返さなければいけない。非常にタフなグループだった。オーストラリアもある。モロッコに一番準備はしないといけない」。
-ドイツには勝ったが
「(ドイツ戦とは)別物。大会ではこういうことが起きる。相手は失うものがなければ全力でくる。我々もボールを支配して敵陣で戦おうとしたが、向こうもギャンブルしてきた。タフで難しい試合にしてきた。問題解決の手段を見つけなければならない。16強でも相手はこのような状況を作ってくるだろう。対処するのが難しいもの」。