日本がスペインに逆転勝ちし、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。

W杯初出場のDF谷口彰悟(川崎F)は先発フル出場した。前半44分にはイエローカードを受けたが、落ち着いたプレーで相手の猛攻を防いだ。

-すごいところで出てきていい仕事をした

いつチャンスがきてもいいように準備はしていた。今日初めてピッチに立たせてもらい、もちろん緊張はしていたけれど、落ち着いてゲームに入ることができた。スペイン戦で勝ち点3を取って突破するというタスクを遂行できた。

-失点のところで崩れなかった

とにかくゼロの時間を長くすることは、みんなで話しながら試合に入った。先に失点してしまっても、とにかく0-1でも我慢。最少失点に抑えながらチャンスをうかがうことができた。

-後半に入るときにはどういった指示があったか

とにかくもう1度仕切り直して、我慢強くやればチャンスはあるぞとロッカーで話していた。あとはメンバーが代わって、(三笘)薫が入ったり(堂安)律が入ったりというところで、律は時間を使うし、薫もウイングバックだったけれど、高い位置からはめにいかせたりとか、そういうところも少しずつ変えながら、相手を惑わすことができ、逆転まで持って行けた。選手の特長をチームとして生かすことが今日はできたと思う。

-後半の入りの攻撃は、ハーフタイムに話していたか

行き方というか、はめ方も含めて、みんなで頭を合わせて入った。

-堂安選手の得点でいけるぞという雰囲気になったか

それはもちろん。律のシュートが入って、僕らの空気もそうだし、会場全体も、ドイツ戦をほうふつさせるような空気に変わったと感じた。これはいけるぞと思った。

-田中選手のゴール後、VARで待たされたときの心境は

頼むからゴールであってくれというのは正直思っていた。でもゴールじゃなくてもとにかく気持ちを切らさずに、集中力を高くというふうにも思っていた。

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