前回王者のフランスがモロッコとの接戦を制した。18日午後6時(日本時間19日午前0時)にルサイル競技場で行われる決勝カードは、アルゼンチン-フランスに決まった。

注目はアルゼンチンFWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)とフランスFWキリアン・エムバペ(23=パリ・サンジェルマン)による「PSG勢」の得点王争い。現在5ゴールでトップに並んでおり、若き逸材とサッカー界のスターの競演が注目される。またフランスFWオリビエ・ジルー(36=ACミラン)も4ゴールで2位につけており、激しい争いとなりそうだ。

36年ぶり3度目の優勝を狙うアルゼンチンは、今大会最年少44歳のスカロニ監督に率いられ、相手によって戦い方を変えられる柔軟性も持ち味。フランスを率いるデシャン監督は前回18年ロシア大会で優勝に導き、史上3人目となる選手と監督両方でのW杯制覇を達成。豊富な経験値でスター軍団をまとめ上げ、史上3カ国目の連覇なるか。

また17日午後6時(日本時間18日午前0時)から行われる3位決定戦はクロアチアVSモロッコに決定。前回準優勝の東欧の雄と、アフリカ勢初の4強入りを果たした旋風の戦いにも注目だ。