アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)がワールドカップ(W杯)通算得点を11点に伸ばすまで、通算10点で同国史上最多記録を保持していたガブリエル・バティストゥータ氏(53)がメッシについて言及した。

同氏は「抜かれてもまったく悔しくない。1位だった時に十分楽しんだからね。レオ(メッシ)はそれ(最多得点保持者)に値する。誰かに抜かれるとしたら、それは彼しかいないよ」「メッシはエイリアンじゃない。だれよりもサッカーがうまい人間だ。抜かれても傷つかないし、うれしく思うよ」などと話した。

バティストゥータ氏は続けて、今大会のメッシについて、自分の予想が外れていたと告白。「もっと静かにプレーするかなと思っていたら、20歳の選手のようにプレーしている。それは彼がハングリーだからだろう。彼は優勝するためにここにいる。サッカー界全体がそれを求めているし、チームにもその意識が浸透している」と話した。

バティストゥータ氏はアルゼンチンが優勝できるかどうか聞かれると「タイトルを取るすべての条件は整っている。ポジティブなエネルギーであふれているし、メッシにとっても、ファンにとっても優勝できる雰囲気だ」と太鼓判を押していた。

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