サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会(6月14日開幕)の日本代表メンバー23人に選ばれた、浦和レッズのDF槙野智章(31)と遠藤航(25)が31日、さいたま市内で会見した。 遠藤は「小さい頃からの夢であったW杯に選ばれて非常にうれしい気持ちでいますが、選ばれたからにはしっかり出場する気持ちをもって練習からやっていきたい」と意気込んだ。

 対戦したい選手には1次リーグで当たるポーランドのFWレヴァンドフスキ(29=B・ミュンヘン)を挙げ「ストライカーで、高さもあって、両足のシュート力があって、タメもつくれて、フィジカルも強い。要するに、あれだけ何でもできる選手はなかなかいない。まずは出場することですが、彼のプレーを生で見て、体感できればいい経験になると思う」と話した。 

 また、プロデビューした湘南への思いも語り「僕は湘南ユース出身で、ベルマーレでプロになって数多くのことを学ばさせていただいた。湘南にいなかったらここまでこれてなかったので感謝してます」と話した。「表現は難しいですけど、選ばれるだけでは期待に応えることはできないと思う。また新たなスタートラインに立ったと思って、さらに活躍できるように頑張っていくことが、湘南にとっての恩返しにもなっていくのかなと思います」と気を引き締めていた。