チュニジアとイングンドは、98年大会でも今回と同じくG組初戦で対戦した。結果はイングランドが2-0で勝利。得点者はシアラー、スコールズだった。最終的にイングランドが2位突破、チュニジアは4位敗退。ちなみに、主審は岡田正義氏が務めていた。

 チュニジアは3大会ぶりの出場で、今大会のメンバーでW杯に出場した経験のある選手はいない。W杯通算1勝4分け7敗で、その1勝は初出場だった78年大会の初戦メキシコ戦(3-1)。40年ぶりのW杯勝利を「サッカーの母国」から挙げることができるか。

 イングランドは今大会唯一、23人全員が自国リーグ所属。前回大会は23人中22人で、GKフォルスター(スコットランド=セルティック)が唯一の海外リーグ所属だった。

 平均26歳1カ月は32カ国中3番目に若いメンバー構成。前回大会の平均年齢は26歳7カ月で、32カ国中9番目。世代交代が進んでいる。20歳のFWラシュフォード(マンチェスターU)、19歳のDFアレクサンダーアーノルド(リバプール)ら躍動感あふれる若手も多く、エースFWケーン(24=トットナム)を軸に、上位をうかがう。

 ◇放送 NHK 19日午前2時45分