3大会連続のワールドカップ(W杯)となるFW岡崎慎司(32)のコロンビア戦出場に黄信号がともった。

 冒頭15分のみ公開された練習では、仲間と離れスタッフとピッチをゆっくり歩き、ストレッチなどにとどめた。これで前日14日は両ふくらはぎの張り、この日は右ふくらはぎの張りで、カザン入り後2日連続で別メニュー調整。2大会連続得点中、4年前の1次リーグコロンビア戦でもゴールを決めた点取り屋だが、日本はその得点力と経験を欠く可能性が出てきた。

 非公開の練習後、西野監督は、コロンビア戦を想定しメンバーを固定しつつあることを明かした。その上で「離脱せざるを得ない選手もいたので、思い通りはいってません」と困り顔。冒頭別メニューだったのは岡崎と昌子、大島だが「非常に厳しい選手もいます」とし、岡崎について聞かれると「オカが一番少し、気になるところであります」と正直に言った。もともと左足首のけがが完治しないまま招集に踏み切っており、不安は募る。